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技術開発

電気自動車用ヒータの開発

弊社では電気自動車の暖房装置に搭載されるPTCヒータユニットを生産して
おります。
電気自動車用のヒータの開発にあたって課題となったのは、これまでにない
PTC素子の高電圧化でした。開発で直面した課題を改善するために
PTC素子の結晶状態を見直し、且つ評価方法・評価内容・評価設備を考え、
試作を繰り返し電気自動車用素子が完成し、電気自動車用ヒータが製品化と
なりました。現在も改良を加えながら量産しております。

PTC素子結晶粒径の均一化

before
after
結晶粒径のばらつきが大きい                         結晶粒径の平均化に成功









高効率ヒーターの開発

お客様の先ご要望により絶縁型ヒータの高効率化の実現を目指しました。
ヒータの高効率化を達成しても絶縁性の確保が難しく、
改善のために絶縁材の仕様見直しを何度も行いました。
放熱性が良く、絶縁性を保つ絶縁材を選定できたことでヒータの小型化、
ヒータ消費電力の向上、絶縁性の確保を達成できました。

本ヒータ仕様について権利化しております。【登録№:6865945】
製品化し、お客様より受注頂いております。
before
after
消費電力:1300W
消費電力:1300W
重量:430g
重量:320g

特許取得状況

特許取得状況

特許品名:ヒータ 特許番号:3219722 …ヒータ構造について
特許品名:ヒータ 特許番号:6865945 …新構造絶縁型ヒータ

その他 多数の特許を取得しております。   

設計技術課より

 お客様からのご要望にお応えすべく、当ホームページに紹介されている製品以外でも対応致しますので、お気軽にお問い合わせください。
当社がこれまで携わってきた各製品をご紹介しています。
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